ライフログ
リンク
■竹浪明
La Dolce Vita 1/2 ■ケペル木村 ケペル木村の音楽生活 ■まかな瑠音 音の雫の紡ぎ歌♪ ■横山ひろあき Jam-memo ■中村初恵 Nakamura Hatsue / soprano ■いぬんこ 犬子画帖 ■bikke Lovejoy(ラブジョイ) bikkeのat home ■yamasin “days” ■もりわじん もりわじん絵日記 ■熊谷聖司 KUMAGAISEIJI Photographs ■内林武史 GARAGの引き出し カテゴリ
以前の記事
2014年 06月 2014年 02月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 08月 2009年 06月 2008年 09月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2014年 06月 03日
毎年出品している「花に聞く」展、今年の花は牡丹。
牡丹の花に飛ぶ鳥のイメージを重ねて描きました。 木下杢太郎著「新編 百花譜百選」の昭和18年5月8日のスケッチは、紅い牡丹の花であった。 『日増しに劣勢を強める前大戦の最中、ほぼ毎夜に管制下の乏しい灯火のもとで描き進められた植物図譜』 明日無事に生きているかどうかといった日常に見た極めて豪奢な牡丹の花は、杢太郎のこころにいかほど深く染み入っただろうか。この国で淡々と進められている戦争への布石を感じずにはいられない昨今、ひと鉢の牡丹を購った。蕾が解けて、一気に花が開くと、見えない鳥が飛び立った具合で、後にはごく薄い卵の殻のごとき花びらが残された。 *『』内は「新編 百花譜百選」あとがきより 「花に聞くvol.10 牡丹」展 2014年6月6日(金)-11日(水) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで) オープニングパーティー初日18時〜20時 OPAギャラリー 毎年一回開催している、花をテーマにした展覧会。 今年の花は、花の王と呼ばれる牡丹です。 20人の思い思いの作品をお楽しみください。 出展作家 青木賢吾 老沼果帆子 川崎真奈 大西 洋 北原明日香 佐々木一澄 清水あかね 鈴木恵美 永島壮矢 中島梨絵 林けいか 林なつこ 松岡芽ぶき 三浦由美子 宮腰あさみ もとき理川 保光敏将 山路奈央子 山下アキ わたべめぐみ 折り重なって咲くのを待つ牡丹。神代植物園にて。 photo by Takenami Akira 松岡芽ぶき作品サイト bud's eye #
by cafe_mearium
| 2014-06-03 00:38
| 展覧会
2014年 02月 14日
目白と池袋のあいだにあるブックギャラリー・ポポタムの大林さんより、坊やの出産祝いをいただいたのは昨夏のこと。絵本や、おっぱいのかたちのぬいぐるみにとともに、1枚の青いロンパースをいただいた。おなかには白いインクでなにやら絵がプリントされている。 ハワイのパイナップルと土産物の人形が合体したような生き物?顔は3つ、右手にハサミ、右膝にサカナ、左膝にはサポーター(のようなもの)、アタマに富士山、シュークリームのような物体が乗っかっている…。およそ70cmのロンパースにはありえないナゾだらけの絵。 後日、それが音楽家・山本精一氏の絵であったのを知った。なるほどなぁとおもった。 こんな不可思議な絵を描く人、山本さんしかおらんわ。 山本精一氏の絵をはじめ、音楽家のひとの描く絵って、いいなぁ。巧く描こうという気がこれっぽっちもないのだもの。見てる方はホッとする。そんなことを考えていたら、ブックギャラリー・ポポタムの大林さんより、ステキな企画展にお誘いいただいた。 その名も『妄想ロックフェス in 池袋』。 「架空のバンドによるイベントです。各バンドのバイオグラフィー、ジャケットの壁面展示と、シルクスクリーンプリントによりTシャツの販売(オーダー制)。お気に入りのバンドを見つけにいらしてください。」(フライヤーより) 現在10ヶ月の坊やの育児に翻弄され、ロックなどとは完全無縁の日々…‥。けれど『赤ん坊こそパンクロックそのもの』との、ポポタムの大林さんのお言葉に背中を押された。 赤ん坊の話す言葉以前のことば、喃語ポップスというジャンルを妄想し、喃語ポップスバンドとして“喃ゴロワーズ”というバンドを妄想しています。 どんなTシャツデザインにするかいまからワクワクしています。CDジャケットデザインは、昨年CDのお仕事でご一緒させていただいたyamasinさん。 ロックのリズムとともに、西池に春の来るのが待ちどうしいかぎりです! 『妄想ロックフェスティバル in 西池』 21名のイラストレーター、漫画家、絵本作家、デザイナー、ミュージシャンらが妄想した“架空のバンド”によるイベントです。 各バンドのバイオグラフィー、ジャケットの壁面展示と、シルクスクリーンプリントによるTシャツ、トートバッグの展示販売(オーダー制)。お気に入りのバンドを見つけにいらしてください。 参加者:青谷明日香、いぬんこ、かわいしのぶ、 京野 誠、高橋由季(コニコ)、タダジュン、 ダブ柳板狼(dUBGRAPHT)、どいかや、 永岡裕介、根本敬、HUKITO、堀 道広、 ますこえり、松岡芽ぶき、ミツトモ、武藤良子、 村岡マサヒロ、目前勉強、矢野信一郎、yamasin、Roadside Witch Society 企画:6jumbopins、ポポタム !!3/22(土)、23(日)はイベントdays!! 秋田のTシャツ工房・6jumbopinsによるシルクプリント実演販売。その場でTシャツを選んで刷ってもらえます。 展示参加者によるライブもあり。 松岡芽ぶき作品サイト http://www.mebuki-m.com #
by cafe_mearium
| 2014-02-14 16:05
| 展覧会
2013年 07月 24日
梅雨明けの奈良の田んぼの畦道で、ならんで咲く向日葵に出会った。 未だ青く幼い花びらは硬く閉ざされた赤ん坊の掌を思わせる。 この春に坊やが生まれ、赤ん坊の掌というものは実に様々な表情に富むことを知った。 向日葵も赤ん坊も光のある方を向くが、赤ん坊はそのうち光に向かって歩きはじめる。 寝返りをはじめた坊やの姿を、幼い向日葵に重ねて描いた。 「花に聞くvol.9 向日葵」 2013年7月26日(金)ー 31日(水) 11時~19時(最終日は17時まで) オープニング・パーティーは初日18時から20時 OPAギャラリー 年1回花をテーマに開催している展覧会です。 今年の花は「向日葵」です。 20人が描く思い思いの向日葵をお楽しみください。 出展者 今井有美/乙井順/川崎真奈/上坂じゅりこ 小春あや/駒井和彬/佐々木一澄/田尻真弓 永島壮矢/中島梨絵/早川乃梨子/林けいか 松岡芽ぶき/三浦由美子/蓑島恵美/森由香里 保光敏将/山下アキ/山本恵未/わたべめぐみ 松岡芽ぶき作品サイト http://www.mebuki-m.com 向日葵写真 竹浪 明 #
by cafe_mearium
| 2013-07-24 22:09
| 展覧会
2013年 06月 04日
桜の頃に産声をあげた坊やが明日で満2ヶ月となる。 近所の井の頭公園では桜の季節から、躑躅、シャガなどの花々が順ぐりに咲いて、いまは万緑のなか青磁色の紫陽花がじょじょに色づいてきている。 坊やをスリングという抱っこ紐に入れて夕方の散歩に出かけた。 スリングに入ってゆらゆら揺られると、お母さんのお腹のなかにいたときと似ているという。赤ん坊は心地よいリズムにゆらりゆられて、たいていスヤスヤ寝入ってしまう。 眠る赤ん坊はまんまる毬のようにまあるくなって、色づき始めた紫陽花ソックリ。 紫陽花という呼び名より、オタクサと呼ぶ方がしっくりくる。 梅雨にオタクサの夢を見て、はじめての夏には蝉に負けないくらい精一杯泣くだろうか。 *4月5日に生まれた坊や、象光(きさみつ)君 *吉祥寺PARADAにてのグループ展「Sprigon」に出品された『水のうつわ』(売上の一部は東北震災チャリティーに寄付されます) *OPAギャラリーにて「花に聞く vol.9向日葵」展に出品します。 会期●2013年7月26日(金)~7月31日(水) 時間●午前11時~午後7時(最終日午後5時まで) 松岡芽ぶき作品サイト http://www.mebuki-m.com #
by cafe_mearium
| 2013-06-04 21:17
| 日々あれこれ
2013年 02月 14日
2008年ごろより、写真の印画紙にインクを流して画を描いている。 当初はインクが水で流れすぎてしまったり、逆に印画紙にインクが留まりすぎてしまったりとなかなか巧くいかなかった。ところが仕事や作品作りで何度も挑戦するうちに、なんとなく水の分量とインクの量の塩梅が身体で分かってきて、微妙な調整ができるようになってくるのだから、不思議なものである。 先日、ごく少量のインクを水に流して、硝子細工のような細い線を描きだしていたとき、ふと中谷宇吉郎の『雪を作る話』を思い出した。天然雪の研究から人工の雪の実験を経て、雪の生成条件を明らかにした中谷宇吉郎の著書は、どんなときも変わることなく本棚の片隅にあって、そっと励ましてくれる。 中谷宇吉郎は結晶の写真を撮る最初の頃のことを書いている。 『愚図愚図している中に昇華作用で肝心の一番繊細な模様がきえてしまったり、つい、一番大事な珍しい結晶に息を吹きかけてしまったり、なかなかそう簡単には行かなかった。ところが十勝行きもその年の中に二回、次の年にも三回という風に度重なって行くと、不思議なことには雪の結晶が段々大きく見えて来て、それに硝子細工か何かのように勝手に弄り廻すことが出来るようになって来た』 さらに中谷宇吉郎の恩師、寺田寅彦の随筆についてふれている。 『寺田先生の随筆に硝子の面に作った絹糸位の割れ目を顕微鏡で毎日覗いていると、小山の中に渓谷があるように見えて来る、そうなると色々の現象が分かって来るというような意味の一節があったように憶えているが、どうもそういうことがありそうである』 インクを印画紙に流すのに『硝子細工か何かのように勝手に弄り廻す』ことができるのはまだまだ先のことになりそうだけれど、自然の水の流れのうつくしさにうっとりしながらも、その美を瞬時に捕まえることができればよいなぁと思う。 『』内は「雪」中谷宇吉郎 著 岩波文庫より 松岡芽ぶき作品サイト bud'seye #
by cafe_mearium
| 2013-02-14 22:38
| 絵
|
ファン申請 |
||