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2012年 03月 29日
ポルトガルの海辺の町ナザレでは、名物の塩焼きのいわし以上に、伝統衣装に身を包んだおばはんがピチピチしている。朝市に出向けば、ナザレファッションの見本市も同時に開催されている、といっても大げさでないくらい、おばはん達でいっぱい。 7枚重ねのスカートにチェック柄や花柄、チロリアンテープなどで彩られたエプロン。厚手の膝下までのハイソックスもしくはタイツ。サンダルというよりゴム草履と呼ぶのが相応しい履物をさらりと引っ掛ける。早春のこと。肩にはリブ編みのボレロを羽織るのが定番。色は紺、黒、灰色、ベージュとハイスクールの生徒みたく、華美でない程度の色が好まれている。 小物使いがうんと重要。幅広の眼鏡と髪に巻くスカーフとの絶妙なバランスが大事。スカーフで顔を3分の2程度かくし、眼鏡のツルの部分のブランドのロゴなどを見せているのが下の写真…‥。エジプト彫刻のカンヴァセを想わせる神秘を醸しだす雰囲気は、かなりのファッション上級者。 ちなみに連れ合いに先立たれた寡婦は、哀しみ色の黒づくめ衣装に身を包むとか。 カフェの店先に、1950年代の海辺の写真が飾られていた。 海辺の地引漁を手伝う子供たち。ナザレファッションの彼女たちは金魚よりも愛らしい。けれど、はて?子供たちのスカートの丈がくるぶしまであって、おばはんのスカート丈よりも明らかに長い。 なぜか。 風紀委員のごとく、スカートの丈に思いを巡らしたり…‥。 1950年代といえばロックンロールが生まれ、世界的に流行した頃。遠くポルトガルの海辺の町へもその流行は流れ着き、ギャルたちをおおいに熱狂させたのでは?その結果、伝統衣装のスカート丈に重大な影響を及ぼしたのではあるまいか?やがて時は流れ流れて現在にいたる。 今の若い人たちは民族衣装をちっとも着なくなり、スカート丈はロックンロールのまま置き去りに…‥。 井戸端会議のナザレおばはんたちの後ろ姿を見ながら、きっとそうに違いないとおもっていた。規定の枠内でめいっぱいオシャレをする気持ちは、スクールガールに通じるものがあって、今日もナザレ詣での女子たちの熱い共感を呼んでいるはずなのである。 オシャレ心を失わないナザレおばはんのように、わたしも成りたいなぁ。 いやいや、すでに成ってました。 松岡芽ぶき作品サイト buds eye #
by cafe_mearium
| 2012-03-29 01:13
| 旅
2012年 03月 24日
1389年建設、1755年のリスボン大地震で倒壊したカルモ教会。 遺跡としての扱いで、考古学博物館とあわせて入場料は3.5ユーロ。 窓口には一匹の灰色の猫。 その猫がやおらひとつ伸びをして、こちらへどうぞとばかりに歩きだした。 猫の案内で遺跡の教会に足を踏み入れたとき、はっと息を呑んだ。 天井がそっくり抜け落ちて、アズレージョ色の空が広がっていたのだ。 自然が作った最高のコラージュ作品の中に立っている。 日陰は早春のひんやりで、日向は初夏を想わせ風はない。 人間が造った建築や彫刻が風化して、山や木や雲や花がただそこに在るように、ただ居るだけで心地よい空間になっている。 さっきの猫がやってきて、陽のあたる場所でじっと動かなくなった。 やがて目を閉じて、黒い細毛をびっしりと生やした彫刻へと変身して了った。 松岡芽ぶき作品サイト buds eye #
by cafe_mearium
| 2012-03-24 01:27
| 旅
2012年 03月 23日
3月5日から22日まで竹浪明さんとの新婚旅行でイベリア半島を巡ってきました。 旅のはじまりはポルトガルのリスボン。 経由地ミュンヘンのフライト掲示板の表記は『Lissabon』。 “ボンボン リサボン リサボンボン” バカボンのメロディとともに、イベリア半島の旅はリスボンよりはじまりはじまり…‥。 近日よりシエスタをとりながらゆるりと公開していきます。 *20世紀初頭にエッフェルの弟子によって造られたエレベーター展望台より見たリスボンの町。 松岡芽ぶき作品サイト buds eye #
by cafe_mearium
| 2012-03-23 02:04
| 旅
2012年 02月 24日
春がもうすぐそこに来ています。 私事ですが、2月の12日に井の頭の公園で竹浪明さんと結婚パーティーをしました。 梅、桜、レンギョウのいい匂いに囲まれてボートに乗りました。 水辺には、親族友人はじめ集まっていただいた方々の笑顔でいっぱいで、そこだけひと足早く満開の春がやって来たようでした。 まかな瑠音さんのティア・ドロップライアーの音色、ソプラノの中村初恵さんの歌声も素晴らしかった。 みなさんありがとうございました。 写真は友人の写真家マーティン・リチャードソンさん。 さて、梅の香とともにふたつの展覧会のおしらせです。 ご都合があえばどうぞお誘いあわせのうえお出かけください。 2012年2月24日(金)~29日(水) 「花に聞く vol8」展 梅 OPAギャラリー 2月24日金曜日午後6時よりオープニングパーティー どなたでもご参加できます。 お誘い合わせのうえお出かけください。 24日金曜日は松岡は午後7時半すぎにはおります。 「80人のチャリティー」展 2012年2月22日(水)~3月3日(土) 12~19時、最終日は17時まで ※27(月)のみ休み ブックギャラリー・ポポタム 東日本大震災からもうすぐ1年。昨年4月に行ったチャリティー展を80名の作家とともに開催します。 収益の40%を震災遺児と東電原発事故被害者の支援活動に寄付します。 この機会にぜひ好きな作家の作品やお値打ちグッズをお求めください。 ☆2.26(日)14時~おしゃれ交換会&お茶会(参加自由、無料) 大量消費はNO!だけどたまにはおしゃれ心も満たしたい… 皆がもちよった洋服や服飾小物から、お気に入りの品が見つかったら チャリンと気持ちをカンパしましょう。手ぶらの来場も可。 15時から詩の朗読もあり。気軽にお越しください。 松岡芽ぶき Matsuoka Mebuki http://www.mebuki-m.com #
by cafe_mearium
| 2012-02-24 01:45
| 展覧会
2012年 02月 04日
立春の朝。 正月にいい匂いを放っていた水仙の花びらは、陽に焼けた皮膚の薄皮が剥がれるように色づきちりちりとしてきた。反して黄みどりのハヤトウリの芽がすっくと伸びてきている。 芽は、眠りから覚めておおきく伸びをする赤子のごとく愛らしい。 雷神という名のサボテン、鉢にたいしていささか伸びすぎたソテツ君、ガーデナーの悦子さんからいただいたカボスの窓辺にお目見えしたアイドルだ。 ライアー奏者のまかな瑠音さんとディジュリドゥのナルさんよりいただいた硝子の器をはじめ、お気に入りの器が並んだ窓辺には、一足先に色彩の春が訪れていた。 松岡芽ぶき作品 http://www.mebuki-m.com #
by cafe_mearium
| 2012-02-04 12:08
| 日々あれこれ
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